6月の園だより

 

  やっと紫陽花の花も色づき始め、一枚一枚の花びらを眺めてみると、少しずつ色が違っていたり、子ども一人一人の様子と同じように喜びを感じたり、これからどんな風に成長していくのかな?と楽しみに思ったりします。雨のお恵みをたくさん感じる季節になりましたね。

  5月から6月にかけて、お母さんの日があったり、お父さんの日もやってきますね。子ども達は、「ありがとう」の気持ちやそれぞれの想いを込めながら、プレゼントを作っています。ある時、一人の子どもに「どんな気持ちでプレゼントを作ってあげるの?」ときいてみました。すると、「僕のプレゼントを見たら、お父さんとお母さんの疲れが取れたらいいいな」とニコニコしながら話をしてくれました。

 

 

<生活指導>

  物:自分の物、みんなで使う物  を大切にして、そして、きちんとした置き場所に片付けましょうね。

 

 

<ほしぐみの出来事>

  子ども達は、日々幼稚園で過ごしていく中で、たくさんの発見をしています。

  その中で一人の男児が外遊びで「幼虫」を発見しました。 「先生、見て!!幼虫、見つけたよ。」と目をキラキラと輝かせていました。そんな声をききつけ、子どもが「見せて~!。」と集まってきます。

  一つの幼虫を通して、友達同士で喜びを分かち合ったり、また、その小さな幼虫を大切にしようとする優しい気持ちに心があたたかくなりました。

  たくさんの自然の中で、子どもの目線に立って子どもと一緒に喜びを感じていきたいです。

<全身を使ってあそぼう!>

  子ども達は、外で遊ぶ時も体をたくさん使って一生懸命遊んでいます。砂場では、年長さんたちが「川を作ろう!」と声を合わせており、汗をかきながらも夢中になって砂を掘っていました。さぁ、いよいよ水が流れる瞬間!! 「やったー!流れたー!」と、喜ぶ声が聞こえてきました。お友達と一緒になって、やり遂げた子ども達は、素敵な笑顔をしており、こちらもうれしい気持ちになりました。

  走ったり、ボールを投げたり、縄跳びをしたり、子ども達の元気なエネルギーには、私たち教師も驚くほどです。子どもと一緒に全身を使って、喜んだり、驚いたり、新しい発見をしながら、過ごしていきたいと思います。